夜宮公園でのカスミサンショウウオ調査(自然科学部)
- 自然科学部
明治学園自然科学部では、毎年2月11日に夜宮公園(明治学園のすぐ隣にある公園)のカスミサンショウウオ調査を行っています。
いのちのたび博物館の学芸員の先生のご指導のもと始まったこの調査も、今年で9年目となりました。
今年の調査では、例年より多くの成体と卵塊を発見することができただけでなく、カスミサンショウウオ保護のために学園内に作成したビオトープでも7個体の成体を発見することができました。
カスミサンショウウオは、産卵期になると水場を訪れ、それ以外の時期は森の中で生活するため、森と水場が隣接している環境でしか生育することができません。明治学園には、学園内に10000m2を超える森林があるため、サンショウウオの保護にとても適した環境です。学園内のビオトープで多くの成体を発見することができたことで、そのことを示すことができました。
明治学園自然科学部では、これからも地域の自然と希少な生き物を保護する活動を継続していきたいと考えています。