2021年2月10日(水)、中学1年生から3年生が参加するアカデミックメソッド発表会が行われました。

「アカデミックメソッド(AM)」は、昨年度からスタートした学校独自の授業で、“答えのない問い”を自分、そして他者と深めていき、自律した学習者の育成を目標としています。

昨年度は講堂での発表でしたが、新型コロナウイルス流行の影響もあり、今年度は事前に撮影したビデオをそれぞれの教室で見る形をとりました。

校長先生の話の後、1年生から3年生までの発表動画を見ましたが、それぞれの学習結果を反映したすばらしい発表でした。

以下は、1年間のAMの授業を振り返った際の、中学3年生の言葉です。

「AMの授業では、自分の意見とその根拠を述べる機会が多くあります。ただ意見を述べるだけでなく、相手が納得できるような根拠を伴う必要があり、大変難しいことだと感じています。自分の意見をより明確にしていくために、どのような根拠を述べればよいのかと悩んでしまいます。根拠を伴った意見をすぐに導くことができるようになるために、普段の生活でも自分の考えたことや思ったことの理由付けを意識して行いたいです。そうすれば、自分の考えに説得力を持たせたり、相手との意思疎通がスムーズになったりすると思います。」

この学びが、学校生活の様々なところで活かされることを願っています。