明治学園は安川敬一郎氏の「未来を担う有能高潔な人材を世に送る」という建学の精神(第一期)と、「人々のための人として、社会の変革に寄与できる誠実で品位ある人に育てる」というコングレガシオン・ド・ノートルダム修道会の教育理念(第二期)を受け継ぎ、2023年に学校法人明治学園として分離独立しました。
これを第三期の創業と捉え「卒業生の多様な人的ネットワークを活かすことで、在校生及び卒業生の活躍を支え、サステナブルな社会の発展に寄与する」ことを学校法人明治学園の基本理念に追加し、活動していくこととしました。
これを機に、従来以上に地域社会に必要とされ、児童生徒が生き生きと学び、卒業生も含めグローバルに社会の発展に貢献する明治学園となるよう、以下のことに取り組んで参ります。
- グローバルで多様性を認め合う文化に相応しい、児童生徒中心の自主自律の校風へ変革する。
- 児童生徒・保護者のニーズに的確に応えるとともに、一人ひとりを大切にし、個々の強みや良さを引き出す一貫校としての教育の仕組みにより、多様な領域への進路実現を保障する。
- 卒業生・地域社会・海外の提携校との連携を強化し、学園を多様な価値観を実践的に体験する学習の場とする。
- 積極的に広報活動を推進し、学園の教育内容を広く人々に届ける。
- 上記事項を実現する組織的・機動的な教職員団を形成する。
明治学園は今年115周年を迎え、多様な分野で突出して活躍する卒業生を多く輩出してきました。明治学園の優れた教育や環境がこれを産み出してきたことを実証しています。
明治学園は児童生徒を育成し送り出すことに留まらず、卒業生や教職員のネットワークを活かし、在校生・卒業生の相互研鑽や社会での活躍支援までを使命として取り組むことでサステナブルな発展に繋げていきます。
学校法人明治学園 理事長 村上 周二