2016年2月17日（水）5・6限時に講堂で医療NGOペシャワール会の事務局長でいらっしゃる福元満治氏の講演会が開かれました。本講演会はSGHの取り組みとして中学3年生・高校1年生および保護者を対象にして行われました。世界に17億人いるイスラームの人たちの歴史や文化、またペシャワール会の活動の概要、そして異文化交流で大切なことなどについてお話いただきました。そして講演の最後には「人には無欲に他人のことを思う人と自分の利益のみをはかる心のくもった人とがいる」という強いメッセージをいただきました。

生徒からは「国際支援をする上で、相手の文化も尊重する必要があるというのは、人とかかわり合う上でも当てはまると思った。自分の視野を世界へ広げるいい機会となった。」（中3）、 「イスラム教徒の一部の人が危険だからといって、全てのイスラム教徒が悪いわけではない。自分の目で実際に見てみないと、聞くだけでは全てはわからない。私は将来、語ることだけでなく、実際に行動できる人になりたい。」（高1）といった感想があがりました。非常に有意義な講演会でした。