卒業生 永田晃さんのお話(44回生)
- 中学高等学校
11月15日(水)、高校一年生はGC(グローバルキャリア)教育の時間に、卒業生の永田晃さんのお話を伺いました。44回生の永田さんは高校男子の2期生で、大学・大学院では通信工学を学び、現在は株式会社iDの九州デザインセンターで情報通信ネットワークに関するお仕事をされています。講演会では、小倉駅周辺の人の流れの計測方法や、ローカル5G技術の活用など、大学などの研究機関や北九州市と取り組んでいる研究開発のお話、商店街活性化、地域振興にも情報通信の技術が関わっていることなど興味深いお話をたくさん伺うことができました。また、私たちの身近にあるネット環境がどのように作られているのか、どのような職種の人々がそれに関わっているのか、情報通信の仕事をしていくためにはどのような力が必要かをお話しくださいました。永田さんは、情報通信分野の仕事ではコンピューターを扱い、プログラミングができればよいだけではなく、対人コミュニケーション能力が必要であること、技術的な知識の移り変わりが激しい中で、知識を得る方法を知っていることが大切である、とおっしゃっていました。今回の講演会は、どのような職業を目指すとしても高校時代の学びがこれらの力を伸ばすことにつながるのだと知る、有意義な時間となりました。