運動場前にある藤棚の藤の花が見ごろとなりました。風に揺れる優雅な姿、そしてほのかな甘い香りが漂います。明治学園の藤棚はずいぶん昔からあり、古木のフジが毎年この時期に私たちの目を楽しませてくれます。

今の小学校校舎が建つ前にはこの藤棚が北運動場（中庭と小学校校舎があるところ）と南運動場（現在の運動場）の分け目だったそうです。創立者の安川敬一郎先生が藤の花がお好きだったと昨年訪れた旧安川邸でお聞きしましたので、関連があるのかもしれません。

百十余年を超える時を経た緑豊かな学園、私たちの明治学園の春の様子をご覧ください。

（4月19日撮影）