一人ひとりが愛されている大切な存在であることに気づき、愛に生きたイエス・キリストの姿にならうことを目指しています。今日もメッセージを与え続ける聖書に触れ、自分を見つめたり、友達と交流したりしながら、カトリックの大切な価値観を伝え、生活に生きるように導きます。
宗教の授業をはじめ、日常の授業、行事、活動を通して、イエス・キリストを身近に感じ、神・他者・自分と対話する心、やさしい心、豊かな心を育んでいきます。
祈りと感謝の心で過ごす学校生活
朝は立腰黙想で落ち着き、聖歌を歌い、静かに手を合わせます。聖書のみことばに耳を傾け、自分のためだけでなく、人のため、イエス様のために生きることができるよう、主の祈りを唱えて一日を始めます。食事の前と後には感謝の祈りをし、帰りの会ではその日の生活を振り返る時間をもち、アヴェ・マリアの祈りで一日を終えます。
朝のお祈り
イエス様、あなたをお愛しいたします。
わたしにしてほしいことを教えてください。
また、それを行わせてください。
天におられるわたしたちの父よ、
み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。
アーメン。
食前のお祈り
神様、わたしたちがこの食事をして
神様の喜ばれるよいことをたくさんすることができますように。
いただきます。
食後のお祈り
神様、今いただいた食べ物に感謝し
みんなの幸せのために働く力といたします。
ごちそうさまでした。
帰りのお祈り
イエス様、マリア様、今日一日ありがとうございました。
一日をふり返ります。
アヴェ・マリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、
わたしたち罪びとのために、
今も、死を迎える時も、お祈りください。
アーメン。
東日本大震災のお祈り
神さま、地震や津波にあって、今も苦しんでいる人々をお助けください。
家族を失くした人々、家や仕事を失くして困っている人々、
悲しみや苦しみのために心の力を失くしている人々に、勇気と希望をお与えください。
そして、わたしたちも、この人々のことをいつも思い出し、
助け合う心をもつことができますように。
イエスさまのみ名によって。アーメン。
年間の宗教行事
- ロザリオの祈り (5月、10月)
- 聖母の集い (5月)
- 創立者聖マルグリット・ブールジョワ記念日の集い (11月)
- 待降節の集い(11月)
- クリスマスの集い(12月)
- 卒業感謝の集い(2月)
“Love is Action!”を合言葉に、よい行いを。
子どもたちは、“Love is Action!”~愛はおこない~(マザー・テレサのことば)を合言葉に、まわりの人たちへの優しい心、分け合う心を大切にし、すすんでよい行いをしようと努力しています。クリスマスが近づくと、「待降節の実行」として「まわりの人に親切にする」、「欲しいものを我慢して献金する」など実際の行いを通して“Love is Action!”を体験的に身につけていきます。