校章
Mは明治の頭文字であり、同時に聖母マリアを象徴する。
高潔・優雅な桜は国の象徴である。
この校章は学園創立初期から使われており、コングレガシオン・ド・ノートルダム修道会にその経営が移管された際にも、この校章は「明治学園」の校名とともに引き継がれました。期せずして、「明治のM」に「聖母マリアのM」が加えられることとなったのです。
制服
冬服
夏服
校歌・愛唱歌
明治学園小学校校歌 1973(昭和48)年制定
作詞 藤原桂子 作曲 安永武一郎
- 朝露ふめば ぼくたちの
足音ひびく 元気よく
歴史を重ね 栄えきた
学園の森 わが母校
英知もて 知識を深め
普遍の真理 求めよう - 光と風は わたしたちの
歌声はこぶ どこまでも
いのちの賛歌 高らかに
学園の森 育ちゆけ
克己して 心をたかめ
不滅の真理 求めよう - ひときわ光る 明星に
伸びゆく若木 たくましく
あしたの希望 語り合う
学園の森 とこしえに
愛をもて きずなを固め
不変の真理 求めよう
以前歌われていた「みどりの森に風かおる」の校歌は格調高く美しい曲ではありましたが、小学生にはやや難しく、より歌いやすい校歌をとの考えから制定されました。当時の児童や保護者から歌詞を募集し、その中からことばを選んで作られたのがこの校歌です。
- 明治学園小学校校歌を聴く
明治学園校歌 1953(昭和28)年制定
作詞 菊池 多嘉子 作曲 ローズ・コーション
- みどりの森に風かおる
あした夕べの学びやに
若き希望にあふれつつ
はらから共に手をとりて
愛と真理を求むなり - 行く手はろけき道なれど
おなじ思いに結ばれて
希望の星をあおぎつつ
徳を慕いてはげむ時
心の花の匂うなり - 光みなぎる空遠く
母校のほまれ身において
はばたく春を想いつつ
恵みゆたけきあけくれに
久遠の幸を祈るなり
安川家の経営する時代の明治学園に校歌は定められていませんでした。戦後新設された高等学校第1期生の卒業式に合わせて、ぜひ校歌を記念に贈りたいとの当時の理事長兼校長メール・セント・マルグリット・ド・ランファンジェズ(Sr.コーション)の思いから制定されました。今でも同窓会などで当時の児童生徒によって郷愁とともに歌われる美しい校歌です。
- 明治学園校歌を聴く
明治尋常小学校愛唱歌
開校記念日
- 嬉し 嬉し 今日の記念日
わが学校の開かれし
佳き日は又もめぐり来ぬ
すめら御国のよき民に
生し立てんと 開かれし
深き恵みに報いんと
思えば嬉し 今日の記念日 - 楽し 楽し 今日の記念日
わが学校の祝うべき
佳き日は又もめぐり来ぬ
誠の道を歩みつつ
体をきたえ 智を磨き
深き恵みの数々を
思えば楽し 今日の記念日
さらば
- 真心もて歌わん別れの歌を
楽しみて待たなん復逢う時を
さらば さらば さらば さらば
したわしの君よ
さらば さらば さらば さらば
なつかしの友よ - 再びわれら共に逢う時なくも
昔の今日の睦び思い起せ
さらば さらば さらば さらば
したわしの君よ
さらば さらば さらば さらば
なつかしの友よ
戦前の明治学園に校歌は定められておらず、それぞれの式典や行事ごとに歌う唱歌がありました。その中から9月5日の開校記念日の式典で歌われた「開校記念日」、そして運動場の入り口に建つ開校記念碑にも刻まれる、明治尋常小学校卒業の歌「さらば」をここに掲載します。(現代仮名遣いで表記しています。)