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ソーシャル・ビジネスによる社会変革の可能性に関する考察

SBIP

品川女子学院で行われた「第5回 ソーシャル・ビジネス・アイディア・プレゼンテーション」(SBIP)に参加し、研究発表を行いました。SBIPは社会起業家や高校生が自らの取り組みなどを発表し、そのアイディアを参加者で共有することを目的として毎年開催されています。今年は3人の社会起業家と本校を含む4校の高校生が100名近い聴衆に向けて研究発表を行いました。本校は「地域での持続可能なフェアトレード運動」をテーマに、フェアトレード・スクールを中心としたネットワーク構築の可能性についてプレゼンテーションしました。発表後の質疑応答では外務省職員や企業のCSR担当者から貴重なアドバイスをいただき、今後の課題を確認することもできました。

ソウル研修

2月11日から13日までの3日間、夏の合宿でお世話になった立命館大学経済学部の大野敦先生、立命館宇治高校のフェアトレード・クラブ「E3」と共にソウルを訪れました。初日は日韓のフェアトレード委員会主催の「Asian Fair Trade Campaigner Exchange Program」に参加し、研究発表を行いました。初めての英語発表に最初は緊張した様子でしたが、きちんと発表意図を伝えることができました。終了時には参加者同士で記念撮影を楽しんでいました。

2日目はソウル市庁舎の地下にある「フェアトレード地球村」を見学し、併設のカフェで前日の振り返りを行いました。また、午後からは韓国におけるフェアトレード運動のパイオニア的存在であるBeatuifulCoffeeの本社を訪問し、スタッフの方から設立の経緯やこれまでの取り組みについてお話を伺いました。市民活動中心の日本と行政主導の韓国との違いなどを確認し、今後の展望について意見交換をする貴重な機会となりました。

2泊3日の短い研修でしたが、海外で自らの研究発表を行う貴重な経験をすることができました。また、自らの思いを上手く伝えられない場面や、自分たちの考察の未熟さに気づく場面も多くあり、今後の課題を確認する機会にもなりました。