九州大学比較社会文化研究院の溝口孝司教授【本校卒業生（30回生）】が、英国学士院の国際会員に選出されました。英国学士院は1902年創立の人文科学・社会科学分野における国立アカデミーで、そのフェローシップとなりうるのは、人文社会科学において際立った業績を挙げた、英国における各分野の代表的な研究者に限られており、その称号（FBA）の使用を許されることは研究者としての最高の名誉の一つとなっています。また、国際会員への選出は、人文科学・社会科学における学術的な卓越性が認められ、英国以外の居住者に英国学士院が授与する最高の栄誉であり、過去には世界最高峰の知識人が名を連ねています。溝口教授の国際会員選出は、日本では９人目であり、九州大学からは初の快挙となります。

溝口教授には現在、明治学園の学校評価委員も務めていただき、卒業生として学園に貢献してくださっています。この報を耳にして、卒業生の活躍を誇らしく思い、大変うれしい気持ちになりました。