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いのちの教育(6年生)

 8月27日(火)

この日6年生は保護者の方々といっしょに講堂で「いのちの教育」の授業を受けました。講師は福岡県警の少年サポートセンターで相談業務や立ち直り支援を行ってこられた、カウンセラーの堀井智帆先生です。

思春期にあたる6年生の子ども達。今までに比べて親子のコミュニケーションが少なくなり、また難しくなる年頃です。先生は、兄弟げんかや親への反抗的な態度は愛情を求める子どもからのサインなのだとお話しされました。そして、この時期だからこそスキンシップが大切なことを教えてくださいました。先生に促されて、隣に座った親子で見つめ合ったり、お母様、お父様方が子ども達の名前を繰り返して呼んだりする時間がとられ、ほほえましい光景が広がりました。

最後には幼い子どもを残して亡くなったお母さんが娘にビデオを遺したお話を通して、いのちの大切さ、親子の愛情やきずなについても親子で考えました。「もし自分にこんなことが起きたら…」と子ども達も考えさせられ、その隣で涙ながらにお話を聞いておられた保護者の方たちの気持ちも、6年生の子ども達は受け止めることができたと思います。

子ども達はこの学習の後レポートを書いたのですが、みんな真剣に取り組んで、自分の心からの思いを綴っていました。お家の方からもひとことメッセージを書いていただきました。親子で正面から語り合い、お互いを見つめ合うとてもよい時間をもつことができたようです。

今回も心に残る授業をしてくださった堀井先生、本当にありがとうございました。