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旧安川邸訪問(2年生)

10月13日(金)

明治学園では毎年10月末に「創立者記念式典」を行います。小学校の集いで発表する2年生の代表児童がこの日、準備として学園創立者の安川敬一郎先生やご家族の住まわれたお宅を見学しました。敷地面積が約13,000㎡にもなる緑豊かな大邸宅で、再整備を経て「旧安川邸」として昨年から一般に公開されています。もともと学園と同じ敷地に建てられた邸宅群のひとつですので、歩いてすぐのところです。そのお隣には、先生のご子息で学園初代理事長の松本健次郎先生の大邸宅(西日本工業倶楽部)があります。

館長さんが自ら出迎えてくださり、ていねいに案内してくださいました。学園と安川先生のつながり、北九州工業地域の発展と先生のつながりについてお聞きし、洋館、井戸やボイラーなども見せていただきました。そして、広い庭園から立派なお屋敷の外観をみんなで見て、そのあとそれぞれのお部屋を説明を受けながら内部も見学してまわりました。大座敷から見るお庭は格別で、子どもたちも見入っていました。お庭から見る大座敷のところは和風の建物なのに、玄関のある本館は洋風で「和洋折衷」の珍しい建築です。

創立者の先生の邸宅がこのように残されているのは、学園にとっても本当に幸せなことです。学園を気にかけ、行事等のたびにここから学園に足を運ばれていた安川先生。当時の児童たちは「安川のおじいさま」とお呼びして、親しみを持って先生に接していたのだそうです。今回の訪問でまた少し、創立者の先生を身近に感じられるようになったと思います。

お忙しい中、やさしく子どもたちに説明してくださった館長さんをはじめ、皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。また今後ともよろしくお願いいたします。

(旧安川邸HP)https://www.yaskawatei.org/