卒業生と語る。

この「卒業生と語る。」 では、明治学園を卒業した後、様々なフィールドで活躍中の卒業生の声をお届けします。 第3回では、明治学園で小学校から高校までの12年間の学園生活を送り、現在はそれぞれのフィールドで活躍している村上 正晃さん、赤迫 清香さん、村上 恭子さんと小学校2年生当時3人のクラス担任をしていた倉光教頭との対談の様子をご紹介します。

卒業生と語る。 vol.2

赤迫 清香さん

明治学園高等学校卒業 2000年 卒業
赤迫(旧姓:荒井) 清香|Sayaka Akasako

1994年、明治学園小学校卒業。
2000年、明治学園高等学校卒業。
現在、北九州市戸畑区で歯科医。

明治学園小学校 教頭
倉光 政生|Masao Kuramitsu

1982年、明治学園小学校教諭。
2016年、同校教頭。学級通信「かわらばん」は、担任生活27年間、ほぼ毎日の通算12291号を発行。内容は、学校での出来事、児童の日記、保護者へのQ&A、教科学習等。

明治学園小学校 教頭 倉光 政生
村上 恭子さん

明治学園高等学校卒業 2000年 卒業
村上 恭子|Kyoko Murakami

1994年、明治学園小学校卒業。
2000年、明治学園高等学校卒業。
現在、北九州市門司区でクリニックの心理カウンセラー。

明治学園高等学校卒業 2000年 卒業
村上 正晃|Masaaki Murakami

1994年、明治学園小学校卒業。
2000年、明治学園高等学校卒業。
現在、北九州市八幡西区で会社員。

村上 正晃さん

第3回 - 倉光教頭と卒業生の対談 …明治学園小学校 図書室にて…

恩師がつなぐ小学校時代の絆

倉光: (「かわらばん」の、当時の座席表を見ながら、クラスの子どもたちの消息を尋ねる。)正晃くんは今なにしているの?

村上正晃: 去年結婚して、夏に子供が生まれるんです。おかげさまで順風満帆です。

倉光: 恭子さんは?

村上恭子: 門司のクリニックでカウンセラーをして働いています。

倉光: みんなすっかり大人になりましたねぇ。明治で学んだことで、今の自分や生活に生かされていることはある?

荒井: 背もたれを使わないで座ることが染みついています。人を見てだらしない座り方だと思ったりしちゃいますね。

倉光: 以前、九州工業大学の学生さんがインタビューに来た時に、小学生の姿勢のよさに驚いていたことがありました。それを聞いて、とても誇らしい気持ちになりました。

荒井: 今でも1年の時の同級生はよく会います。先生がいるから。

村上正晃: やっぱり担任の先生が倉光先生だからっていうのはある。

小学校の学級通信「かわらばん」を見る村上正晃さんと倉光教頭
小学校の学級通信「かわらばん」を見る卒業生3人と倉光教頭
小学校の学級通信「かわらばん」
小学校の学級通信「かわらばん」を見る卒業生3人と倉光教頭
荒井さんと村上恭子さん

倉光: 何年か前、居酒屋でみんながおにのパンツ(※)を歌ってくれたことがありましたね。店には迷惑だなと思ったけど、うれしかったことを覚えているよ。
※2月節分の豆まきの2週間前から「オニのパンツ体操」として体育や帰りの会で歌いながら体操(踊り)をしていた思い出の歌

荒井: (かわらばんを見ながら)今自分は35歳だけど、先生が自分たちを教えてくれていたのは35、6歳だった。今の自分にはこんな文章は書けないと思います。

倉光: かわらばんは全部で12221号(※)になっているんだよ。去年で担任をやめたので、これでおわることになります。
みんなの小学校時代の想い出が聞きたいな。何か印象に残っていることがありますか?
※この対談後、4ヶ月間6年生の担任をすることとなり、通算12291号となった。

村上正晃: キリンの森で滑り台をすべり、毎日ズボンが破れ、親に怒られました。でも楽しかった。倉光先生と言えば、誕生日にトランペットで誕生日の歌をふいてくれたことがありましたよね。

倉光: そんなこともありましたねぇ。気づけば今年で教員生活も35年目。1・2年生を受け持つ時期が長かったな。5・6年生と専科も持ったことがあるんですよ。

荒井: えー!先生が音楽を教えるの?

倉光: 実は最初のころは、音楽を担当していたんだよ。今は、教頭としてぷらぷらしているんだけどね(笑)。校長が本田先生。

荒井: すごい。え!びっくり(※)。すごい。
※それまでシスター以外の先生が校長になった前例がなかったため。

倉光: 本田先生は2つ上。河野先生は1つ上。こんな関係ですよ。まあ私の話は置いといて、みなさん明治学園の環境や出会いで心に残っていることはありますか?

荒井: 思い出と言えば、カフェテリア。恭子さんと二人で残されて先生と一緒に食べていました。

倉光: もう知っているかもしれないけど、カフェテリアが新しくなっているんだよ。今のカフェテリアは、給食当番がいて自分たちで配膳する。温かい食事を出しています。

荒井: お昼ご飯の時のお茶もよかったなぁ。よくやかんを取りに行っていました。牛乳は20分休みに飲んでいました。5.6年生が牛乳当番をしていましたよね。子ども銀行(※)もあった記憶があります。
※当時は1年生のときから月に1回、6年生がお世話して子ども銀行をやっていた。西日本銀行(現在の西日本シティ銀行)の方が毎回お手伝いに来てくださり、1人ひとりが口座をもって修学旅行の費用や中学校入学金等を積み立てていた。

倉光: お金を取り扱うことで気は使っていましたね。

村上恭子: 先生が子ども達を信用していてくれていましたよね。なんだかうれしかったな。

倉光教頭と村上正晃さん

卒業生との対談一覧

  1. 第1回 芥川賞作家 平野啓一郎氏 講演
  2. 第2回 倉光教頭と緒方 慶彦さん(卒業生)の対談
  3. 第3回 倉光教頭と卒業生の対談